縦につながる中央と、中央を囲む居場所

建て込んだ市街地の袋小路にある住宅。
周囲の視線を気にせずのびのびと過ごせるよう窓の大きさを絞り、代わりに屋根や床の段差、ルーバー床など、光と風が上下に通り抜けるエリアを間取りの中央に設けた。その周りに各部屋を配置し、ぐるり一周回遊できるようにしている。
間口の広い玄関土間は大きな開口で駐車場と一体となり、子供とその友達の遊び場や、家族全員の荷物等の効率よい仕分け場として活躍しており、にぎやかな雰囲気が小路に広がっている。

DETA

  • 所在地:川崎市
  • 用途:専用住宅
  • 構造:木造
  • 敷地面積:124㎡
  • 延床面積:134㎡
  • 竣工:2022年
  • 構造設計:ハフニアムアーキテクツ
  • 撮影:湯原慎一郎*
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